
転職回数が多くて一貫性がない。採用されにくいんじゃないか?
経験に一貫性に欠けていて転職活動が不安
一貫性をもたせるためにできることを知りたい
こんな悩みをお持ちではありませんか?
転職の一貫性はつくることができます。
「じぶんの軸をもって行動した結果が経歴」
「将来なりたい姿をめざして、必要な経験のために働いてきた」
前向きな考えをもつと、いままでの経験に説得力が出てじぶんの自信を高めることにつながります。
この記事を読めば、じぶんのスキルと経験の一貫性をもたせ、「どうしてこの仕事を選んだのか」に回答できるようになります。
転職や経歴に自信がないときは、一貫性をつくっていきましょう。
転職の一貫性とは「じぶんの軸をもって仕事ができる」こと

転職における一貫性とは「じぶんの軸をもって仕事ができるか」です。
働いてきた業界や仕事内容が違っていても「じぶんの軸」をもっていれば、一貫性につながります。
「じぶんには貫いてきた軸なんてない」
「やりたいことやってきただけだから、なりたい姿が想像できない」
人には【一貫性の原理】があります。
無意識のうちに、じぶんの軸をもって行動する心理です。
すべての行動には理由があります。
ひとつひとつ紐といて、じぶんの軸をみつけましょう。
転職の一貫性がどのような内容で構成されているのか、詳しくみていきます。
じぶんの軸をもつためには短所を反転させる
じぶんの軸とは、自分の内側に眠る「持ち味」や「魅力」を最大限にひきだすスキルです。
じぶんの得意ややりたいことをみつけると確立していきます。
興味のある好きなことではなく、「得意」がポイントです。
じぶんの内側に眠る得意なことはじぶん自身が気づきにくくなっています。
深層心理で無意識に発揮できる力なのでストレスが溜まりません。
じぶんでは自然なこと、当たり前なことと思って評価できなくなります。
じぶんの得意や特技がわからないのは「じぶんには簡単にできるから意識できない」からです。
逆に苦手なことはストレスになり、身体から拒否反応が出るのでわかりやすくなります。
じぶんの軸は「じぶんの苦手や短所を反転させてみる」とあらわれてきます。
一度立ち止まってじぶんの姿をみてみましょう。
想像以上に魅力的な姿がみえるはずです。
将来のなりたい姿を想像してめざす
「将来の夢なんて子どもの世界のもの」
「じぶんの目標なんてしばらく立てていない」
じぶんの将来を思うことは、じぶんがどのような人生を過ごしたいかにつながっていきます。
将来を想像して生活するだけでも、行動が変わるのです。
まったく考えずに過ごしてしまうと、会社と自宅の往復、仕事が終わったらプライベートな時間でだらだらとSNSをみる、そんな生活で自分の貴重な時間を浪費してしまいます。
「こんな風に働きたい」
「あの人のようにいきいきと過ごしたい」
なりたい姿を想像できる人は「なりたい姿になるために、なにが必要なのか」も一緒に想像しています。
なりたい姿になるためにそのステップを細分化して、少しずつ近づけるように行動しているのです。
行動的で意欲的で、なにごとにも一生懸命な人は周りにいませんか?
その人はしっかりと将来のなりたい姿が想像できています。
じぶんが将来なりたい姿はどんなものなのか、少し考えてみましょう。
意外と簡単にかなえられるかもしれません。
やりたいことがはっきりすると、じぶんに足りない必要なものが「なに」か分かる
いま、やりたいことはなにですか?
精力的に取り組んでいることはなにですか?
やりたいことがはっきりしていると、次にどうしたらいいのか、行動した方がいいことがみえてきます。
じぶんの軸はやりたいことから構成されています。
「やりたいことのためには、なにが必要なのか」
「なに」を考えると、前向きな感情がふつふつと現れてきます。
「いまの会社で働いていて、やりたいことができるのか」
「強みや持ち味を活かして、やりたいことができる環境をつくれないか」
やりたいことがはっきりしてくると、目標の軸ができます。
その目標を達成させるための行動をはじめるからです。
軸がなかったころと比較して、一貫性がうまれ、行動の理由をはっきりと伝えることができるようになります。
まずは「じぶんのやりたいこと」はなにか考えてみましょう。
一貫性をつくることができます。
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「小さな目標をつみ重ねて自信をつける」が軸や柱になる
小さな目標をたてて達成をつみ重ねると、自信につながります。
自信はじぶんの基礎となるので、軸や柱としてじぶんの内側に築いていきます。
「小さな」目標はどれくらいの規模だと思いますか?
じぶんが「できた」と思えたら、すべて目標になります。
- 挨拶ができた
- 朝食をとった
- ビジネス書を読んだ
- 運動のために1駅分歩いた
人に言いにくい小さなことでも、十分な目標となります。
大切なことは達成をつみ重ねることです。
過剰な自信はじぶんの軸や強みを破壊させますが、つみ重なった自信はじぶん自身を客観視するきっかけになります。
軸や柱にそった行動ができるのでブレにくく、一貫性を持つことができるのです。
まずは小さな目標から、コツコツ達成をつみあげていきましょう。
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一貫性に欠ける転職とは「じぶんを見失っている」こと

一貫性に欠ける転職とは「じぶんの軸を見失っている」ことです。
じぶん自身を整理し、スキルや経歴を客観視して一貫性をつくっていきましょう。
キャリアに一貫性がないと悩んだら「理由」を考える
「そのときに良さそうな仕事を選んだから、キャリアに一貫性がない」
「上司の指示ばかりに従ってきたから自信がない」
キャリアに一貫性がないと思っている人は、「じぶんに自信がない人」です。
選んだキャリア、働いてきた仕事には必ず一貫性があり、理由があります。
キャリアに一貫性がないと思ったら、仕事を選んだきっかけを考えてみましょう。
- 給料が高いから
- じぶんのスキルを活用できそうだったから
- 通勤できる範囲だったから
- 会社の雰囲気が良さそうだったから
理由やきっかけはポジティブに考えることで一貫性をもたせることができます。
- じぶんの成果を評価してもらえる仕事と思ったから
- じぶんのもつスキルを活用して成長できる仕事と思ったから
- 家族やプライベートとも納得できる仕事だったから
- 働きやすい、環境が整っている会社と思ったから
キャリアに一貫性がないのではなく、じぶんに自信がないのです。
もっとじぶんをみつめ直して、一貫性をみつけていきましょう。
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転職回数が多くても「じぶんの魅力」を伝えれば転職できる
転職の回数が増えていくと、仕事の一貫性が欠けて評価してもらえないんじゃないか?と思われる方は多いと思います。
その考え方は正しくありません。
正しくは「じぶんの魅力をうまく伝えられず、転職回数のせいにしている」です。
「転職した回数が3回、4回、それ以上と増えると、応募したい会社から嫌がられるかもしれない」
「この会社でもすぐ辞めるかもしれないと思われるかもしれない」
不安に思う気持ちを反転させてみましょう。
「じぶんが会社の人事担当だったら、転職回数の多い人になにを感じるか」
転職回数が多いために採用が見送られていた場合、じぶんの魅力をじゅうぶんに相手に伝えられていなかったことにつながります。
魅力的な人だったら「優秀な人だから引き抜きされたり、この会社で伸ばせることはないと転職したりしたんだな」と思われるのです。
転職回数が多いと不安なときは、転職回数をかさねて得た経験はなにか、転職してどうなりたかったのかを考えてみましょう。
経験やスキルに一貫性がないときは「つなげてつくる」
一貫性がないと悩んだら、じぶんを掘り下げてつなげてつくりましょう。
経験やスキルはじぶんがもっているものです。
仕事をしたり人とのつながりを得たりします。
つまり、元々からつながっているのに「一貫性があると気づいていない」のです。
たとえばアルバイトでコンビニ店員を経験し、いま飲食業のキッチンで働いている人は「順序だてて物事を構築できる」スキルと実績をもっています。
スキル | 経験 | |
---|---|---|
コンビニ店員 | 多種多様なお客さんに合わせて販売 | 膨大な量の作業を瞬時に優先順位づけできる |
飲食業 | レシピを忠実にまもる | 投入の順番を時間にあわせて行う |
つなげるときのポイントはじぶんの軸や柱を決めることです。
- なにがやりたいのか
- 得意なことはなにか
- 長時間つづけて疲れないことはなにか
- ストレスを溜めずにできることはなにか
軸や柱を決めるときは「なに」に注目してみましょう。
なぜやどうしてで掘り下げるとじぶん自身を責めているように感じてしまいます。
軸をもっていままでのやってきたことをつなげれば、一貫性をもつことができるのです。
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一貫性を持たせるためには「いまの会社で実績をつくる」

いまの会社でやり残しを消化する
キャリアやスキルの一貫性を持たせるために、いまの会社を有効活用しましょう。
仕事の一貫性は会社でしかつくれません。
転職するときは「やり残したことはないか」を確認するといいです。
やり残し確認表
- いまの仕事で身につけられるスキルをすべて手に入れられたか
- 親しくなりたい人と関係をつくれているか
- 尊敬する上司、同僚、後輩にじぶんの仕事のマイナス点を教えてもらったか
じぶんの感情に正直になってワガママする
「会社の目標はあるけど、じぶん自身の目標はない」
「上司に言われるままなにも考えずに働いてきた」
じぶんの目標を立てて達成したことがないと、一貫性をつくることは難しいです。
軸や柱がブレている、ない状態で働いている可能性があるからです。
じぶんの中で価値観が確立していると軸や柱は自然とできあがります。
なにをやりたいのか、なにのために仕事をしているのかがみえているからです。
自信がない人は「活用してやろう」という野心が足りていません。
会社も仕事も、じぶんのために利用していいのです。
「お客様に価値を提供してお金をいただく」という考えが根本にあれば、少しじぶんのために行動しても問題ありません。
もちろん周りの人を不快な気持ちにさせたり、わざと不利益になるような行動は控えるべきですが、多少のワガママは許されます。
仕事に関するスキルを身につけて、じぶんだけの価値観を大事にしていきましょう。
Q&A

一貫性が欠けていると感じるのは「じぶんの魅力をじぶんが知らないから」です。
【詳しくは、記事内の「一貫性に欠ける転職とは「じぶんを見失っている」こと」をチェック!】
不安な気持ちを打ち消すためには、「いまやりたいことをするためにはなにが必要なのか」を考えてみましょう。
【詳しくは、記事内の「一貫性を持たせるためには「いまの会社で実績をつくる」」をチェック!】
転職の一貫性 まとめ

上記で紹介した「一貫性を持たせる」方法を読めば、じぶんの価値観の軸ができあがり、転職活動に有利になる方法がわかります。
今回紹介した内容のポイントとは次のとおりです。
- 人には一貫性の原理があり、すべての行動に理由がある
- じぶんの軸を持つために短所を反転させる
- 一貫性はやりたいことを決めて、達成を達成をつみ重ねるとうまれる
- 転職は「じぶんの魅力をうまく伝えられた」人が採用される
- 一貫性はつなげてつくる
転職はじぶんのアピールに最適の場です。
一貫性をつくって、じぶんの人生を豊かにしていきましょう
最後までお読みいただき、ありがとうございました。