
市場価値ってどうやって高めたらいいの?
転職に必須っていうけど、どう活かせばいいの?
じぶんの市場価値が低い気がするんだけど、対処法ってある?
こんな疑問や悩みをお持ちではないですか?
市場価値は転職でじぶんのやりたい仕事を探すために必要な要素です。
この記事では自己分析でじぶんの市場価値を高め、転職活動で有利になるようなコツやポイントなどを紹介します。
こんな方におすすめ
- 市場価値を高める方法が知りたい
- じぶんに自信がもてない。市場価値が低いんじゃないかな?と思っている
- 転職活動を有利に進めたい
市場価値の意味

市場価値とは、「企業が求めている人材とじぶんの持ち味がマッチしているか」を測れるツールです。
就職では自己分析ともいいます。
転職では選考に今までの経験も必要なので、市場価値は必須の要素です。
どうして市場価値が必要なの?
年功序列、終身雇用制度が続けられない
日本自動車工業会(自工会)の豊田章男会長は13日の会見で、日本の終身雇用制度について「日本では雇用を続けている企業や税金を納めている企業に対してインセンティブ(動機づけ)がない。もう少しインセンティブが出てこないとなかなか終身雇用を守っていくのが難しい局面に入ってきたと思う」と考えを述べた。
日本経済新聞 電子版 2019年5月13日 12:47付記事
日本のトップ企業であるトヨタの豊田社長が「終身雇用を続けられない」と発表しました。
2019年なので数年前の記事です。
労働者を企業が守ってくれる時代は、すでに終わっているということとが分かります。
ストレスが溜まらない働き方ができる
市場価値が分かると、じぶんの強みや得意なこと、持ち味を有効的に活用できます。
転職を集中して取り組めるようになり,企業にアピールしやすくなるからです。
「持ち味を活かすために、こんな仕事がしたい」
「このような強みと経験があり、御社に貢献できる」
企業の求める人材とマッチすれば、やりたい仕事でストレスを減らすことができます。
じぶんの軸を持って転職活動に活かしましょう。
あわせて読みたい
【市場価値とは?】3分でわかる転職活動を有利にするコツを徹底解説!
【市場価値とは?】3分でわかる転職活動を有利にするコツを徹底解説!
このような疑問をお持ちではありませんか?この記事を読めば自分の市場価値がわかり、転職活動でやりたい仕事をみつけることができます。 自分を主役にする【資質・自分軸・向いてること・一貫性】の構成でできています。 「やりたいことがない」 「得意なことがない」 悩んでいる方は少しずつ自分を掘り下げていきましょう。 自分の深層心理を知り、短所を反転させたり長時間つづけても疲れないことを掘り下げたりすると、市場価値を高めることができます。 市場価値ドットコムでは転職したい自分の一歩を後押しする市場価値の基礎知識をご紹
市場価値が高い人の特徴

じぶんの強み、持ち味が分かっている
やりたいことが分かっている
「やりたいことって特にない」
「得意なことなんて思い浮かばないなぁ」
仕事に対して、マイナスな印象を持っていませんか?
市場価値の高い人はじぶんのやりたいこと、得意なことがわかっている人です。
得意なことがわかっていると、じぶんが何をしたらスムーズに働けるのか、ストレスを溜め込まなくていい方向に動くことができます。
企業のニーズに合う求人に応募できる
じぶんの得意なことがわかっているので、企業の求める人材と合うか瞬時に判断できるようになります。
企業のニーズを満たしていれば、採用される可能性が高いからです。
経歴やスキルがじぶんより優れているひとが現れたら、先に進むことができません。
持ち味や得意なことはじぶん独自のスキルなにで、うまく進む確率をグッと高めることができます。
市場価値の高い人は、「差別化できる要素」を理解している人です。
アピールすべきポイントが分かっている
じぶんのアピールポイントを応募する企業ごとに変えることは、とても時間がかかります。
まず企業の募集要項を確認して、じぶんの経歴を掘り返し、合うような経験を探してエピソードを加えなければいけません。
市場価値の高い人は、じぶんのアピールすべきポイントがわかっているので、作業の時間を短縮できます。
じぶんをよく知っているからこそ市場価値が高いのです。
得意なことを活かした実績がある
経験をアピールすることの大切さ
転職では実績もアピールの重要ポイントとなります。
「自信をもってアピールするところなんてない」
「そんなに重要なところを任されていないから、経験はない」
アピールできる経験は、就業経験のある人なら全員もっています。
経験はあるものではなく、つくるものです。
あわせて読みたい
【自分の強みとは?】苦手と弱みを克服できないワケと強みを知る方法
【自分の強みとは?】苦手と弱みを克服できないワケと強みを知る方法
このような悩みをお持ちではないですか?この記事を読めば、自分の強みはなにかが分かります。 知っているだけで問題ありません。 強みにするためにはなにが必要なのか、転職で強みをアピールするためにはどうしたらいいのか解説します。強みは自分の内側にねむっています。掘りおこしてみましょう。 少しでも自分の強みを知っていれば、有利な転職活動ができるようになります。 自分の強みとは「自分がなにをやりたいのか知っている」こと 人には才能の土台があります。うまれもった誰もが持っているスキルです。 才能は自分の軸のスキルなの
市場価値を高めるための要素

じぶんの資質を知る
1時間以上、続けられることを見つける
作業をするとき、1時間以上続けてできることはありますか?
パソコンでの入力作業、SNS、ネットサーフィン、なんでも大丈夫です。
1時間以上集中できるということは、ストレスがないことにつながります。
仕事をする上でストレスがかからないことは重要です。
短期間、短時間で成果を上げることができます。
じぶんをみつめなおして、まずは「何をすればストレスが溜まらないのか」を確認しましょう。
今楽しんでいることを書き出す
今楽しんでいることを書き出してみてください。
楽しんでいることは得意なことではありませんが、じぶんを知る要素の一つになります。
どんなことをしているときが夢中になれるのか。
今やっていることがない人は20歳未満のころに楽しんでいたことを思い出してみるのも手です。
振り返ってみると、思わぬところからじぶんの資質を見ることができます。
好きなこと ≠ 得意なことを理解する
好きなことは得意なことではない、を理解してすることが、市場価値を高める上で大切です。
好きなことはじぶんが意識できて楽しいことです。
趣味は好きなことで楽しいことに当てはまります。
得意なことは無意識にできてストレスが溜まらない作業です。
じぶんではなかなか理解できず、周りの人に「得意だよね」「上手だよね」と伝えられて気づくことがほとんどです。
資質とは得意を知ることで仕事に活かせます。
好きと得意を区別して、じぶんにマッチするやりたいことを見つけましょう。
じぶんの「やりたいこと」を組み立てる
じぶんのやりたいことが何か知っていますか?
得意であり、ストレスが溜まらないことであり、興味があって長時間取り組んでも疲れないことです。
日ごろから意識していないと「やりたいこと」は分かりません。
意識してやりたいことを探そうとしても、見つからないことがあります。
やりたいことを既に見つけている人は、試行錯誤をしているからです。
運命の出会いやひらめきのように、「これがやりたいことだ!」と気づけることは少ないです。
これは得意かもしれない?を自覚して、少しずつ軌道修正することで、やりたいことを組み立てています。
まだやりたいことが決まっていない場合は、得意なこと、長時間取り組んでも疲れないこと、興味があること、ストレスが溜まらないことを組み合わせてつくりましょう。
やりたいことはつくれます。
経験やスキルをまとめる
今までの経歴、経験
転職では経験や積み上げてきた経歴をアピールする必要があります。
今の会社に入社してから現在まで、どのような日々を過ごしてきたか振り返りましょう。
何気なく行っているところにじぶんの魅力が隠れています。
コツはとにかく書き出すことです。
思い出せるかぎり、日報や日記をつけている場合は資料を元に掘り出しましょう。
持っているスキル、資格
持っているスキルや資格を洗い出します。
スキルはソフトウェアを使いこなせる、業務で管理ソフトを使っていたなど、じぶんが経験した技術のことを指します。
スキルや資格は今日から取り組んで獲得することできます。
経歴と違って「業務に活用できるようスキルを取得中」「●月の試験を受験予定」もアピールポイントになります。
スキルや資格の取得はじぶんに自信をもつことにつながります。
積極的に狙っていきましょう。
資質と経験、スキルを組み合わせて「じぶんオリジナルのブランド」をつくる
取り出したじぶんの資質と経験、スキルを組み合わせることで「じぶんオリジナルのブランド」をつくってください。
じぶんをブランド化すればアピールしやすくなります。
どういったところが得意なことなのか、興味があるのかを分析できているからです。
転職活動でうまく進んでいない場合、自己分析が足りていなくて市場価値を測れていないことが多くあります。
市場価値を測ってじぶんの立ち位置を確認し、市場価値を高めてじぶんオリジナルのブランドで企業にアピールしましょう。
働きたい会社を見つけやすくなって、ストレスが溜まらない仕事で毎日を謳歌できます。
じぶんオリジナルのブランドにエピソードを加えて説得力を高める
得意なこと、興味のあることをまとめて「じぶんオリジナルのブランド」をつくったら、説得力を高める必要があります。
得意なことを伝えるだけでは企業を納得させられません。
基づくエピソード、経験を合わせて、「じぶんはどのように判断したのか」「どうしてこの行動をとったのか」を説明します。
説得力とは理解してもらうことであり、今後同じ企業で働く選考担当者に「一緒に働きたい」と思ってもらうことです。
少しでも他の求人応募者と差別化できるよう、自信をもってエピソードを加えていきましょう。
市場価値が低い人ができる「じぶんの磨き方」

「市場価値が低い」の思考を捨てる
「市場価値がない」
「じぶんに自信なんてない。市場価値はゼロ」
市場価値が低いという考えがじぶんの中にある以上、「市場価値が低い」人材となります。
自信がないことは周りの目から見てもハッキリ分かります。
人は誰でもじぶんの得意なことがあり、持ち味を活かすことができます。
「市場価値が低い」意識を捨てて、自信をもつようにしてください。
自信があると思っている、でも大丈夫です。
とにかく自信があるように思うことで、立ち振舞や言動が変わってきます。
まずは意識を変えることから始めましょう。
仕事で「じぶんのスタイル」を確立させる
転職を有利に進めるために、今の仕事の成果を企業に伝える必要があります。
上司に言われたことをするだけ、だらだらと就業時間を消費して仕事を済ませる、では自主性がなく、転職活動でも応募する企業に見破られてしまいます。
今の仕事の意識を変えましょう。
転職する理由は様々ですが、まずは今を変えるところからです。
仕事を効率化するためにいらない作業を省く、信念をもって行動する、どんな小さいことでも、始めることで見える風景が変わります。
今の仕事で「じぶんのスタイル」を貫くところから始めましょう。
じぶんの目標を立て、今の職場で成果をあげる
経験や経歴を伝えるとき、エピソードが必要になります。
特にアピールできる成果がない場合は、目標を立てて成果を積み上げましょう。
今からでも間に合います。
「会社の目標とは別に、じぶんでこのような目標を立てて行動しました」
「結果、このような実績をあげることができました」
転職で必要なのはどのような目標を立て、行動し、実績をあげたのかをしっかり伝えることです。
今から行動すれば、得たスキルや得られなかったものも分かり、次にじぶんが何をすべきか、どのように行動すべきかが見えてきます。
「なければ、つくればいい」
前向きな発想をもつことで自信や自主性を育てることができます。
じぶんには成果がない、得たものもないと感じるのなら、今からつくっていきましょう。
あわせて読みたい
市場価値が低い人とは?転職に使える経験やスキルのアピール方法を解説
市場価値が低い人とは?転職に使える経験やスキルのアピール方法を解説
といった悩みを持っていませんか? この記事でわかることは市場価値の低い人の特徴や、市場価値の低い人材から抜け出す方法です。 自分の価値を知らないと、人材として価値がないのかもといった、無駄な心配をしてしまいます。 次の4つの方法で自分の価値がわかります。 市場価値を計算する市場価値が高い人材はどんな人かを知る市場価値を高める4つの方法転職活動で企業のほしい人材を把握する 本当に自分の価値は低いのか?を把握して、正しい自分の市場価値を知っていきましょう。 簡単!1分でできる市場価値診断 市場価値が低い人とは
転職に活かす

自分軸を明確にする
転職に市場価値を活かすためには、自分軸を持つことが大切です。
何を経験したのか、どのようにして経験したのかは、一貫性がないと相手を納得させることができません。
自分軸をもっていれば、軸がブレずに行動し、迷ったときも最初の軸の時点に戻ってじぶんを確認できます。
行動すべき、するべきことが分かっているので、一貫性を持って行動できるのです。
自分軸をハッキリとさせ、一貫性をもって行動した結果が今のじぶんです。
企業にアピールするときは、自分軸を主体にして伝えましょう。
あわせて読みたい
転職と自分軸の関係とは?市場価値を高めるために必要な「自分軸の見つけ方」を伝授!
転職と自分軸の関係とは?市場価値を高めるために必要な「自分軸の見つけ方」を伝授!
このような悩みをお持ちではないですか? この記事を読めば自分の得意ややりたいことを見つける方法がわかり、仕事や転職に活かすことができます。 自分軸とは自分をオリジナルブランド化する要素です。自分の内側に眠る資質をもとに得意ややりたいことをつくりだしています。 認知できないから気づきにくいのです。 逆に嫌いや苦手は脳がストレスホルモンによって自覚し、意識するから気づくことができます。 この自意識を利用して、得意ややりたいことの自分軸をみつけます。 自分の持ち味と魅力を最大限に活かして仕事にうち込みましょう。
企業の求める人材とじぶんをマッチさせる
持ち味を知る
持ち味はじぶんの個性です。
個性はじぶんオリジナルのブランドで、じぶんだけのものなので、他社と差別化できます。
企業の求める人材を把握し、じぶんの持ち味を知っていれば、働きたい仕事を見つけることができます。
得意なことを見つける
じぶんの得意なことは「ストレスが溜まらず、何時間も作業できること」です。
好きなことと同じになることはほとんどありません。
ストレスが溜まらないのは意識できないからであり、簡単に済ませられます。
得意なことを見つけるためには周りの人に聞くことが一番の近道です。
やりたいことがわかっている
やりたいことが分かっていれば、じぶんがどの企業に応募し、どのような結果を生み出せるかアピールできます。
やりたいことは、目標を達成するための手段です。
最終目標地点を決めて、行動しながら軌道修正することで、やりたいことが生まれます。
「将来、どんなじぶんになりたいのか」
「なりたいじぶんのために、行動できることは何なのか」
じぶんと向き合って、やりたいことを探しましょう。
やりたいことをやっている人は魅力であふれています。
ぶれない軸をもって、その方向に向かって走り続けることができるからです。
やりたいことを見つけて、実現させていきましょう。
転職も一つの手段です。
オススメの業界や職種はあるの?
やりたいことができる仕事や企業
通称「ブラック企業」と呼ばれる業界や企業でも、人によっては天職のことがあります。
コツコツ努力できるタイプだからエンジニア職、IT業界、と決めつけてしまうと、じぶんの可能性を狭めてしまいます。
オススメの業界や職種は、「じぶんのやりたいことが実現できる」仕事です。
仕事はあくまで手段です。
転職は「やりたいことができる」ために行います。
じぶんのやりたいことを見つけて、充実した日が過ごせるような仕事を選びましょう。
Q&A

市場価値は「じぶんをオリジナルブランド化」させることで高められます。
【詳しくは、記事内の「市場価値を高めるための要素」で解説しています。】
市場価値のない人は存在しません。まずはじぶんの魅力に気づきましょう。
【詳しくは、記事内の「市場価値の低い人ができる「じぶんの磨き方」」で解説しています。】
まとめ

市場価値を高める方法をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
市場価値は自分軸を持って、じぶんのやりたいことを実現するために必要です。
転職活動を有利にするためにも、市場価値を高め、じぶんの将来のために行動していきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。